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鑑別診断の流れ
認認知症疾患医療センターでは、認知症の鑑別診断を行っております。
認知症の鑑別診断では、認知症の有無、原因疾患、重症度などを見極めるための診察を行います。また、鑑別診断を終えるまでに、診察と検査のために複数回来院していただくこともあります。
- 診察は完全予約制(医療機関からのFAX予約)となっております。予約外の診察はお受けすることができません。
- 初診時にはかかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)と半年以内に撮影された頭部CTやMRIの画像データ(あれば)をお持ちください。
- 受診時に生活状況の聞き取りを行いますので、日常生活を把握されているご家族や支援者の方もご同行をお願いいたします。
1. 受診相談?診察予約レカネマブ治療についてはこちら
受診のどのようなことでお困りでしょうか
- 精神保健福祉士や保健師が相談をお受けいたします。
- 診察を希望される方や、受診についての相談などの際には、お電話でご本人の様子などを簡単に聞き取りさせていただきます。
- 診察予約はかかりつけ医からのFAX予約のみとなっております。
- 医療機関からの予約方法は上部の「受診を希望される方」からリンクへお進みください。
2. 診察前面接
- 当日は、予約連絡の際にご案内した診療科の受付に直接お越しください。
(診察前にCT検査や採血検査がある場合があります。その場合は当日ご案内いたします。) - 診察前面接では、ご同行されている方から認知症疾患医療センターのスタッフが、ご本人の生活状況を詳しくお聞きします。日常生活を把握されているご家族や支援者の方のご同行をお願いします。
3. 診察前検査
- ご本人に対して、診断に必要な各種検査を行います。
- 臨床心理士による認知機能検査を行います。
- 補助検査として、CTやMRI等の画像検査、血液検査、脳血流検査 などを行う場合があります。
4. 診察
- 診察前面接と診察前検査の結果が揃いましたら、専門医による診察を行います。
- 鑑別診断は神経精神科?脳神経内科?脳神経外科の専門医が担当しています。
(診察日により診療担当医がかわります。ご了承ください。) - 専門医より、診断結果や今後の治療について説明いたします。
- 診断結果により、薬剤の使用や介護保険の申請を勧めさせていただくことがあります。
- 必要に応じて精神保健福祉士や保健師から今後の生活についてのアドバイスをさせていただきます
5. 関係機関との調整
- 鑑別診断後の日常の診療は、かかりつけ医が担当することが基本となります。
- 紹介もとの医療機関へ診断結果や検査結果をお伝えし、引き続きサポートしていただきます。
- 介護サービスが必要な方については、地域包括支援センターを紹介させていただきます。また、必要な場合はご希望に合わせて情報をお伝えします。